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6:ピックアップした企業をよく知ろう
ここまでの流れの中で、「働く」ということのイメージが漠然と見えてきたのではないだろうか。就活支援サイトやインターネットを活用した情報収集で「企業情報リスト」の作成もできたことだろう。 しかし残念ながら、インターネットで収集できる企業情報が全てではなく、情報が限られてしまっていることも事実であり、この段階ではどの企業にエントリーすべきかはまだ決められないかもしれない。

作成した企業情報リストの精度を上げるためには、直接自分で確認するのが一番。最近では良い人材を獲得するために、インターンシップやOBOG訪問を積極的に行っている企業も多い。直接その企業に足を運び、実際に働く人と交流を図ることで、その企業を五感で感じ、社会人になること、またその企業で働く自分をよりリアルに想像できるはずだ。 企業で働く人たちは、就活を過去に経験してきた就活の先輩でもある。そんな先輩たちも会社のために優秀な学生を将来の仕事仲間として迎え入れたいと思い、好意的に対応してくれる。企業側もどんな就活生が会いに来るのかと案外楽しみにしているのだ。社会人になると何事にも積極的に行動することの重要性を日常的に感じる機会が多い。だからこそ「百聞は一見にしかず」。とにかくアポイントを取って企業を体験してみよう!
INPUT

知識・情報を収集・体験する
・インターンシップへの参加
・OB・OG訪問
・会社説明会(合同・個別・学校開催)
・SNS
OBOG訪問に行こう!
『OBOG訪問って必要なの?」と思う就活生も多いだろう。答えはYES!  社会人の先輩から直接働くことの喜びや苦労、職場の環境や仕事内容など、文字だけでは掴みとれなかった情報を得ることで、具体的なイメージとして思い描くことができ、「働くことの意味」を現実として捉えることができるようになる。 またその業界・企業で働く先輩から1対1で話を聞く機会を持つことで、悩んでいた自分の方向性を見極めるヒントになるだろう。
(1) 何を目的にするのかを明確化する
OBOG訪問では、「自分が何を知りたいのか」という目的をしっかり定めること、「その結果を何に活かしたいのか」をまず明確にした上で、話を聞くことが重要となる。訪問を受けた側も、会いにきたのはいいけれど、知りたいことが不明確な相手に話をするのは意外に難しい。 「企業のウェブサイトや就活支援サイトでは知りえない業界の実態、社風、働き方などの企業情報」「実際の業務内容、仕事の苦労、職場環境などの仕事に関する質問」、「社会人になって感じたことや今後のキャリアプランなど将来設計につながること」など、カテゴライズした上できちんと聞きたいことを整理しておこう。そうすれば会いにいくべきOBOGがどんな方なのかも明らかになるからだ。
(2) OBOGを探す
まずは身近な先輩を探してみよう。ゼミやサークル・部活の先輩やその人づてに紹介してもらうのが近道。希望の企業や職種で働いてる先輩は必ずいる。もし見つからなかったとしても諦めずに、学校のキャリアセンターや講師に相談してみると、卒業生の就職先も管理されているので、協力してもらえるはずだ。身内も意外と侮れない。すでに何十年と社会経験を積んでいて、取引先や友人も数多くいるはず。また友人もどんな人間関係やツテを持っているかわからない。遠慮せずにできるだけたくさんの可能性を探してみよう。 それでも目的のOBOGにたどり着かないのであれば、直接企業の人事部(採用担当)に問い合わせてみることもできる。希望企業の社会人と一人接点ができれば、そこから先は容易にOBOGを紹介してもらえるようになるはず。色々な業界の社会人と会えることはまたとない機会であり、それを可能にできるのは就活生の特権なのだ。
(3) アポイントを取る
アポイントの取り方としては、メール、電話などで訪問を希望するOBOGの先輩に連絡し、OKがもらえたら訪問日時を決定する。しかし相手は忙しい社会人。時間を作って会ってもらえるのだから、マナーはきちんと守るように心がけよう。 メールで電話でも、友達と連絡を取り合うのとは全く違う。社会人と接するためのルールについては、ネット検索すると例題が拾えるので参考にしてみよう。
OB・OG訪問をする
さあ、いよいよOBOG訪問。まずは聞きたいことを事前にしっかりまとめて臨もう! ここでは訪問時の注意点について触れておこう。
(1) 遅刻厳禁
時間を守るのは仕事でもプライベートでも常識の問題。自分からお願いした約束に遅刻するなどもってのほか。待ち合わせ時間の10分前には待ち合わせ場所に到着するようにしよう。万が一電車が遅れたり、緊急な用事が発生した場合は、できるだけ早めにお詫びと理由、そして到着時間の見込みなどをきちんと伝えるようにしよう。
(2) 基本はリクルートスーツ
採用面接ではないが、その一環だと思って臨むべき。先輩も訪問面談後、会社に報告をする場合もあり、推薦してもらえる可能性もある。初対面では第一印象が重要。きちんとリクルートスーツで訪問しよう。
(3) 訪問場所は会社事務所内とは限らない
待ち合わせ場所(訪問場所)がみつからずに遅刻‥ということのないように、初めて行く場所は必ず事前に確認しておこう。会社事務所内や喫茶店の場合などが多いが、就業後お酒を飲みながら..なんてことも。
飲食店で会う場合は、先輩がリードを取ってくれると思うので、すべて先輩にお任せしよう。頼むものはよっぽど苦手なもの以外は先輩と同じものを頼むのがベター。もしお酒を頼まれた場合は、無理せずに「お酒が弱いので違うものを頼ませていただいてもよろしいでしょうか?」と言えば不快に思われることはなないので心配無用。会計は自分で払うようにするのがよいが、先輩がご馳走してくださる場合は先輩の顔をたて、当たり前だが「ごちそうさまでした!」ときちんとお礼の言葉を忘れずに。
座る位置に上座、下座などのルールがあるのを知っているだろうか。社会人になるとそういう気配りも必要になってくるもの。事前に調べておこう。

参考ウェブサイト
「これぐらい知らないと恥!? 図解上座下座」http://matome.naver.jp/odai/2134145018071031501
(4) 初めの挨拶は大切だ
常識ですが挨拶はとても大切なこと。OB・OG訪問はこちらからお願いして時間を作っていただいているもの。初めの挨拶はきちんと立って挨拶しよう! 「○○株式会社の○○様でしょうか? ○○大学○○学部の就職太郎(氏名)と申します。本日はお仕事でお忙しい中、私のために貴重なお時間を頂戴し誠にありがとうございます。」 など、会釈をして感謝の気持ちを伝えるのと共にきちんとした挨拶をしよう。
(5) 時間の確認をしよう
社会人になると、会議、資料作成、お客様の訪問など、何かと1日の予定が詰まっているもの。先輩の仕事の都合で急に打ち切りとなり、一番確認したいことを聞くことができなかった..などということになればせっかくの機会も台無しに。お会いしたらまず初めに都合がつく時間が何時までかを確認し、確認したいことの優先順位や時間配分を考えるようにしよう。またせっかく作ってもらった先輩の時間を無駄にすることのないように、質問をきちんと整理しておくことも大切だ。
(6) メモを取ろう
面談中は覚えているつもりでいても、あとから思い出せないことは往々にしてある。メモを残しておけば無駄な時間を省くことができるだけでなく、重要なことをまとめ直すときにも便利。筆記用具は必ず持参し、面談中はメモを取るようにしよう。先輩にも「メモを取らせていただいてよろしいですか?」と最初に断わっておけば、先輩もそのペースに合わせて話してくれるだろう。
(7) 帰る時にはお礼を述べよう
面談終了時には、貴重な時間を割いて対応して頂いたことへの感謝の気持ちをきちんと伝えよう。 「本日はお忙しい中、参考になるお話を色々とお聞かせいただきありがとうございました。お聞かせ頂きましたお話は、就職活動に有効に活用させて頂きます。もし、御社に入社させて頂ける事になった際には、どうぞ宜しくお願いします。」
(8) お礼の連絡を入れよう
OB・OG訪問を終えたら、必ずお礼のメールもしくは手紙を送ろう。 お礼メールといっても難しく考えることはない。ただし、社会人へ送るメールはビジネスメールとなるので、友人とのメールは全く違う。「明日でもいいか」など時間が立ってからでは、感謝の意思は伝わらない。帰宅し落ち着いたらすぐメールを送るようにしよう。手紙の場合は遅くとも翌日には郵送しよう。
(9) 訪問内容をまとめる
帰宅後は、忘れないうちに先輩から聞いた内容をまとめるようにしよう。OB・OG訪問した目的にもよるが、志望の業界や職種、採用選考試験への対策など、これまでに作成してきた「企業情報リスト」をブラッシュアップ。また次のActionで行う、エントリシートや履歴書の志望動機、自己PRに盛り込むことで説得力が増し、他の学生より一歩先にすすめる。
インターンシップ
「インターンシップ」という言葉を聞く機会はあると思うが、どういうものか知っているだろうか。 インターンシップとは、本格化する就職活動に先駆けて就業体験を積むことで、職業意識の向上を図り、職業選択に役立つ経験を得る機会を得ることで、就職活動本番でのミスマッチを防ぐことを目的として取り入れられている制度だ。
インターンシップに参加することでの学生と主催する企業側、それぞれのメリットは何か。
学生側のメリット
(1) 視野が広がる
実際に職業体験をすることで、その企業で活躍している社会人とはどういう人かを垣間見ることができ、社会人と学生との違いを実感できるはず。その職場の方々と話をする機会も、やってみたいことを見つける手助けにもなるだろう。
(2) 社会人になる不安を払拭できる
企業で働くということは学生時代に経験したアルバイトとは全く異なる。今まで関わりの少なかった年上の方や役職の方とコミュニケーションをはかったり、聞きなれない言葉が出てきたり、初めてする作業に戸惑うことも多い。しかし、インターンシップでの経験は、仕事に取り組む姿勢が養われるだけでなく、生活リズムや社会人としての自分をイメージすることができるようになり、前向きに自信を持って就活を勧められるようになるだろう。
(3) インターンシップをした会社での採用につながる
インターンシップを開催している企業は、単に学生の就活経験の場を設けているだけではない。企業側としても職場での働きぶりやコミュニケーションなどの人間力を観察し、優秀な人材を出来る限り早く確保したいというのが本音だ。学生によっては、就活解禁日前に就職先が決定してしまうなんてケースもあるようだ。
企業側のメリット
(1) 優秀な人材の早期囲い込み
最近の傾向として、求人側の企業では希望に沿った人材の確保ができなければ、募集人数に満たない場合には採用を打ち切ることがある。 働きぶりや人間性も観察できるインターンシップは早期に優秀な人材を確保する絶好の機会となる。
(2) 学生の思考調査
時間と費用をかけずに若い世代の思考をマーケティングでき、若い感性を商品開発に取り込むことができる。
(3) 職場の活性化
若いフレッシュな学生が職場に入ることで、働いている人間も良いところを見せようと張り切ったり、マンネリ化した雰囲気も明るく新鮮な空気に包まれることで、職場の活性化を図ることができる。
以上のように、学生、企業側共にメリットがあるのがインターンシップ。 何と言っても就活生にとっての一番のメリットは、就職に関する意識が変わるという点だ。就活にはエントリシートの作成や採用面接などもあるので、一連の流れがつかめるだけでなく、社会人として必要なビジネスマナーを身につける機会にもなる。また、採用面接時にエピソードとして具体的にアプローチすることもでき、面接官との話もスムースに運ぶのではないだろうか。
会社説明会
会社説明会とは、企業の事業内容や今後の事業戦略、採用情報など、その企業の採用選考を受けるために必要な情報を説明する会。会社説明会に参加していないとエントリーができないという企業もあるが、そもそもの目的は「その企業をよく知る」ということだ。
会社説明会の種類
会社説明会には大きく分けて3種類がある。
1:学校が主催し企業を招いて開催するもの
2:就活支援サイトが運営し、複数の企業が合同で開催するもの
3:企業が単独で開催するもの

学校主催の会社説明会
過去に沢山の採用実績があったり、その学校の生徒に興味を持つ企業が行う説明会のため、採用確率が高いというのがポイント! 日頃から就職課の掲示情報などをチェックし、志望する業界や企業が開催する説明会には必ず出席しよう。

就職支援サイトが運営する説明会
就職支援サイトが複数の企業を誘致し、企業ごとにブースを設けて開催する説明会で、有名企業から中小企業まで様々な業種が参加し開催される。会場では企業一覧マップがもらえるので、聞きたい企業があるかをチェックし、まずは会場をひとまわりしてみよう! 希望する企業だけではなく興味をもった企業の説明はどんどん聞いてみよう。

企業単独開催の説明会
自社の説明会場で行う説明会で、直接ウェブサイトから申し込むか、その企業が指定する特定の就職支援サイトから申し込むのが一般的だ。今年は3月から定期的に開催され、人気企業は即時満席となってしまうので、定期的に企業のウェブサイトや就活支援サイトの説明会情報を確認しよう。
会社説明会に参加するにあたって
会社説明会の参加が決まったら、下準備をして臨むようにしよう!

企業情報を予習してから参加しよう
参加する企業のウェブサイトはプリントアウトし、経営者の考え、経営理念、仕事内容、取扱商品、財務諸表など大事なポイントは頭に入れておこう。また新商品の発表や業務提携、ニュースなどプレス情報や新聞掲載記事などもチェックしておこう。

知りたい企業情報を整理しておこう
確認したいことは予め整理し、質疑応答の時間に質問しよう。質問をすること自体が自己アピールにもなり、企業の採用担当者や役員に、積極的な姿勢や良い印象を与えることにもなり、その後の採用選考時にライバルより有利に働くこともある。
知っていて損しない会社説明会のマナー
エチケットを守る
・開始10分前には受付を済ませ、服装の乱れや髪型を直し、なるべく前の席に座ろう
・スマホ、携帯の電源はマナーモードにするか電源を切る
・コートはビルに入った時点で脱ぎ、手で持つようにする
・エレベーターでの私語は厳禁。
・着席したら、手荷物は通路や隣の椅子の上には置かず、自分の椅子の下に置く

常に採用担当者に見られているという意識を持とう
その企業のビルに入った段階から採用選考が始まっていると思おう。廊下ですれ違った人もトイレで会った人も、その企業の採用担当者かもしれない。常に見られているという意識を持って言動、所作には注意して振舞おう。

質問内容に注意しよう
他の参加者と被る質問は避けるようにする、一度に幾つもの質問をするのもNG。またウェブサイトや採用情報に記載されているような調べればすぐわかる内容や、3年以内の離職率、ノルマは?など、担当者が答えにくいような内容や、他の参加者には関係のないような質問事項は避けよう。参加者全員に関係するような、その企業で働いた場合の将来像や本当に知りたい現場の本音などに行き着く質問をするのが好ましい。
OUTPUT

知識や経験を成果につなげる
・企業のピックアップ(ブラッシュアップ)
・企業比較・研究シートのブラッシュアップ